IT業界における仕事は、常に進化を遂げているため、働く側のエンジニアもおいていかれることのないように研鑽していかなければなりません。ただ、ぼんやりと働いていたのでは、業界において求められる仕事の水準を満たすことができず、取り残されてしまいます。そのため、エンジニアは定期的に自己分析とスキルの棚卸しを行うことが必要です。
これらを行うことで自分を見直し、今後どのように働いていくかを考えていきます。

自己分析では、自分がどのようなスキルを持っているか、何ができできないか、今後どのようなスキルが必要になるかを明確にしていきますが、そこで行う作業がスキルの棚卸しです。自分がこれまでにしてきたこと、いまできること、これからやりたいことを明らかにする作業で、現在の自分を客観的に知ることができます。
現職における研鑽ではもちろん、今後転職を考えているような場合には、この作業は特に重要と言えるでしょう。自らの至らない点や今後の課題などが見えてくるので、何をしたらいいかがはっきりします。また、自分の目指す仕事を行うために何をしたらいいのかがわかるので、モチベーションが上がることでしょう。

IT業界においては、常にシステムの進化に追いついていくための勉強が必要です。定期的に自己分析、スキルの棚卸しをすることで現在の自分の目標や課題がわかれば、おいてきぼりをくらったり、手遅れになるようなことはなくなるでしょう。